映画 '青い山脈'
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青い山脈 (1949年)のネタバレあらすじ
【起】- 青い山脈 (1949年)のあらすじ1
舞台は終戦間もない日本のとある田舎町。女学校五年生の寺沢新子は、学用品を買うために家で採れた鶏卵を売ろうとある金物屋に入って行きました。金物屋には一人の青年がおり、金谷六助という名の近くの高校に通う学生です。会話をするにつれ、六助と親しくなった新子は六助のために昼ごはんを作ることに。そこで、新子は生みの母と育ての母、二人の母がいる複雑な家庭環境を告白しますが、それを感じさせない新子の明るさに六助は次第に惹かれていきます。
ご飯を食べた二人は街で話題の姓名占いに行きますが、そこで新子は名前が悪いから改名しなさいと言われ、ショックを受けます。占いを終えた新子は暗い面持ちでその場を後にしますが、そんな新子の後ろ姿を六助はしばらくの間見つめるのでした。
その頃、新子の通う女学校には東京から若い女性の英語教師が赴任してきていました。彼女の名前は島崎雪子。大学を卒業した才女で、戦後の日本を象徴するかのような自由で解放的な思想を持つ女性でした。しかし、赴任した田舎町はいまだに戦前の封建的な社会制度を引きずっており、女性は男性より低い立場にあるのが当たり前となっていました。雪子自身はそのことにまだ気づいていませんでしたが、そんなある日、雪子の元に新子が相談しにやって来ました。男性の名前で恋文が届いたが、その内容はクラスメイトしか知り得ないものだといいます。クラスメイトのいたずらではないかと不信感を抱く新子のために、雪子はどうこの問題と取り組むか真剣に考え始めました。
雪子は徹底的にクラスでこの問題と向き合うべきと考えましたが、男性校医の沼田は問題を握りつぶすよう雪子に助言してきました。さらに、男優位のこの田舎町で生きるためには女は馬鹿である方がいいとまで語り、雪子は封建的な物言いに呆れ果て沼田の頬に平手打ちして去ってしまいます。雪子に好意を抱いていただけに、沼田は強いショックを受けるのでした。
【承】- 青い山脈 (1949年)のあらすじ2
その後、沼田は馴染みの芸者のとらの家に行き、妊娠した芸者の診察を行います。この妊婦の芸者は恋人に捨てられ、その後は世話好きのとらが面倒を見ており、とらは恋人の男の身勝手さを沼田に嘆いていました。しかし、沼田は先ほどの雪子の平手打ちが忘れられず、とらに相談するほどショックを引きずっていました。すると、そこにとらの妹で女学校に通う和子が帰って来ました。沼田が新任の女性教師にご執心だと和子に伝えられ、少しだけ焼きもちを焼くとら。そんなとらを前にして、沼田はバツの悪い表情を浮かべるのでした。
雪子は新子の恋文問題について、クラスに正面から問い正すことを決めました。すると、偽の恋文を出した生徒たちが名乗りだし、クラス全員の前で事の次第を語り始めました。新子が六助と恋愛占いをしていたという下級生の独断的な目撃情報に基づき、真偽のほどを確かめるために偽の恋文を書いて新子を試そうとしたのだといいます。新子の行動は風紀に関わることであり、母校の名誉を守るためだった言い訳する生徒たちに、雪子は厳しい口調で新子の人格を傷つける下品な行為と批判の言葉を口にします。すると、恋文を書いた生徒たちは泣き出してしまいました。雪子は、今すぐには無理でも、恋愛を純粋に楽しんで欲しいと伝え、教室を後にするのでした。
その後、雪子と新子は校内の芝生で休憩を共にしていました。雪子は事態が収まるまで家にいるよう新子に助言し、最後まで戦い抜く覚悟を伝えました。もし負けるようなことがあれば、新子と一緒に東京でやり直すとまで言い切る雪子の誠意に心打たれ、新子は泣き崩れてしまいます。ちょうどそこに和子が慌てた様子でやって来ました。新子のクラスメイトたちが雪子の謝罪を求めて校長室に押しかけているというのです。雪子は校長の元を訪れ、悪い風習を取り除くべきと固い決意を伝えますが、その最中、新子のクラスメイトたちから呼び出しを受け、雪子は急遽教室に戻って行くのでした。
雪子が教室に入ると、雪子の謝罪や、生徒による風紀問題の自治、学校の伝統の尊重など、恋文の問題をめぐる要求が書き連ねられていました。雪子はこうした考え方こそが堕落を生み出していると再び厳しい口調で生徒たちに反論。そこに、男性教諭の田中が現れ、これ以上の争いをやめるよう生徒を諭し始めました。そして、昔この学校でストライキを起こした生徒がその後嫁の貰い手がなくなったという話を田中が紹介すると、生徒たちは将来の不安に駆られ一斉に泣き出してしまいました。封建的な社会に生徒を押し込もうとする田中と、簡単に脅し文句に屈する生徒たちの姿に呆れ果て、雪子は教室を出て行くのでした。
【転】- 青い山脈 (1949年)のあらすじ3
その頃、男子高校近くを散歩していた新子は、テニス中の六助と再会を果たします。新子から事情を聞き、女学校の封建的な風潮に驚かされる六助。一方で、新子の後ろ姿をぽかんと眺めていたという目撃情報があることを伝えられると、六助は「よせやい」と恥ずかしそうに否定するのでした。すると、そこに男子高校の校医も兼任する沼田が二人の前に現れました。新子から話を聞き、沼田は雪子の性格はカミソリのように鋭いことを実感するのでした。
その後、新子は六助の友達とテニスをして楽しい時間を過ごします。新子は六助と親友の富永に家まで送られますが、家の前には偽の恋文を書いたクラスメイトたちが待ち構えていました。リーダー格の淺子は新子に退学するよう伝え、さらに新子を侮辱する言葉を口にしました。これに激怒した新子は淺子の頬を平手打ちします。とっさにクラスメイトたちを富永が追い払いますが、その後新子は悲しそうに家に入って行きました。六輔にはその後ろ姿を悲しげに眺めることしかできませんでした。
一方、その頃雪子は職員会議で責任追及を受けていました。雪子はあまりにも厳しい姿勢であったことを反省しつつも、やはり間違った学校の風潮を見過ごすことができないという考えを懸命に校長や職員に伝えていました。すると、そこに沼田が現れ雪子に助け舟を出しました。この問題について校長に学校の態度を明らかにするよう迫ったのです。徹底的にこの問題に取り組もうとする沼田の誠意に、雪子は深く心を打たれます。陰ながら雪子を応援する教諭も現れ、雪子は希望を持ち始めるのでした。
その夜、今後の作戦会議をするために雪子、新子、六助、富永が沼田宅に集結します。すると、そこに和子が刷り上がったばかりの新聞を持って現れました。新聞には、雪子が生徒を弾圧しているという内容が載っていました。偽の恋文を書いた淺子の父は街の有力者であり、この問題をめぐっては父兄会も参加した理事会が行われるのは時間の問題となっていました。そこで、沼田は六助と富永を理事会に潜入させ、議論を正しい方向性で進めるために二人に芝居を打たせることを考えつくのでした。
【結】- 青い山脈 (1949年)のあらすじ4
作戦会議がひと段落したところで、沼田の家に救急の依頼人がやってきました。遠方の村で患者が待っているといい、雪子に送り出され沼田は自転車で患者の待つ家に向かいます。その間、新子と六助は二人きりの時間に浸り、和子は富永におんぶされながら帰途についていました。すると、二人は酔っ払った田中に絡まれているとらと出会います。田中は淺子の父親ら父兄会の有力者と料亭で飲んでおり、とらはその相手をしていました。田中がコソコソとその場を後にした後、料亭での話を聞いて沼田を心配する様子を見せるとらに、和子と富永は理事会に参加して欲しいと申し出ました。一人では寂しいと沼田が言っていると和子から聞き、とらは沼田に助けの手を差し伸べようと笑顔を浮かべるのでした。
その頃、新子と六助は青白く光る満月を見つめていました。満月には原始人のように人間を解放的にしてしまう力があると六助に説明される新子。そうなってはならないと口にしつつも、新子と六助は暫時見つめ合ってしまうのでした。
一方同じ頃、沼田は一人暗闇の中を自転車で進んでいました。すると、突然何者かによって沼田は襲われてしまいます。作戦会議を終えすっかり安心しきった雪子、新子、六助が沼田の家を後にする中、沼田家の犬が騒がしく吠え始めました。そして、沼田の家の召使いがある電話を受け困惑する様子を見せていました。「青い山脈」の「新子の巻」はこうして幕を閉じ、物語は「續青い山脈」へと続くこととなります。
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