日語雜物函

라브레타 愛知 県蒲郡市 ・市川りう子(無職 ・91 歳)

bsk5865 2010. 9. 4. 15:03

  2010년 9월 04일 토요일, 13시 01분 32초 +0900

라브레타 愛知 県蒲郡市 ・市川りう子(無職 ・91 歳)|

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2010年09月03日(金曜日)
【中部版】 ラブレター 愛知県蒲郡市・市川りう子(無職・91歳)

ひたすら待ち続けましたが、彼は帰ってきませんでした。

「おれは今、暗い灯火の下で心せわしくペンを持っている。未明に起き、夜は南十字星のきらめくころまで一日中、多忙だ。戦は峻烈(しゅんれつ )になってきた。君からもらった写真や便りなどを送り返すよ。いつか2人で思い出を語り合えたら最高だね。別れの朝、抱き上げた君の瞳、忘れ ないよ」。5枚の紙にびっしりとつづられたラブレターです。

浜辺で出会ったすてきな青年。話し上手で体格がよく、生き生きとした目。それが彼でした。私たちは結婚。しかし、わずか半年足らずでアンボン島 にたっていきました。

彼は大きな水上輸送機の整備長という重大な役割を担っていました。大都市が全焼、米軍が沖縄に接近というニュースが飛び交うころ、彼は指令を受 けました。
死の搭乗です。やり場のない感情を抑制し、別れのラブレターを書きしたため、誰かに投函(とうかん)を託したのでしょう。
1945年の年賀には暑い戦場で正月を迎え、丸裸で雑煮をいただき、皇恩に感謝して任務に邁進(まいしん)とはがきが届きました。終戦間近、台湾 で給油、間もなくB29と交戦、という無電が最後。連絡が途絶えました。夫27歳。私25歳。

彼の精いっぱいの愛の告白文を小さく折って首にかけ65年。今では紙もボロボロ。文字も薄れてきましたが、最高の宝です。彼の眠る珊瑚(さん ご)の海。私の人生の終幕を迎えたら、2人で肩寄せて南十字星を見上げながら、尽きることなく語り合いたい。
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