보낸사람: 소담엔카 운영자 12.02.15 09:50
己所不欲, 勿施於人, 己の欲せざるところ、人に施すことなかれ、
子貢(しこう)問いて曰く、 一言にして以って身を終るまで之を行うべきものあるや、と。 子曰く、 それ恕(じょ)か、 己の欲せざるところ、人に施すことなかれ、と。
”一言”というのは ”一字”という意味。 "恕”というのは "心の如し”という会意文字で "人の心も自分の心と同じだろうと思いやる同情心”を指す。
子貢が孔子に聞いた。 ”ただの一文字で生涯守ってゆけるようなものがありましょうか”
孔子は答えた。 ”それは<恕>というものだろう。 この思いやりの気持ちで他人の心を推しはかり、 自分がされたくないと思うことは、 他人にも決してしないように心掛けねばならない”
武者小路実篤の"論語私感”はこの章について次のように記している。 調子もいい。ぴたりとしている。 一もって貫くに足りる言葉だ。 自己を捨てていない。自己を標準にしている。
之を実行することを本当に考えれば、孔子の教えは大半わかる。 否、全部わかると言っていい。 ただこのことをすべての人が実行するよう心がけるべきである。 そうなればこの世の不合理も戦争もなくなるわけだ。
自分が殺されたいものだけ他人を殺すことができる。 自分が奴隷になりたいものだけ他人を奴隷にすることができる。 自分が不幸になりたいものだけ他人を不幸にできる。 そんな人がいるか、万一いたら病院へゆけ。
武者小路のいうようにこの章の意味は簡単明瞭である。 "人のいやがることはするな”というだれにでもわかる教えである。
孔子は決して凡人が実行できないようなことは言わない人であった。
この一章はしばしば聖書の中の次の言葉と対比されている。
Treat others as you would like them to treat you, (己のせられんと欲するがごとく人になせ) これはマタイ伝の第七章第十二節にあるキリストの教えで、 "黄金律”(golden rule)といわれるものである。 これはアメリカ憲法の基本精神である。
一般的には孔子の言葉は受動的だが、 キリストの言葉は能動的で、東洋と西洋の物の考えの違いが ここにあらわれていると評されている。
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